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施工事例|玉名市 コンテナ型グランピング施設

  • 2025年12月20日
  • 読了時間: 4分

更新日:1月27日


用途

グランピング施設の宿泊用客室として、20ftコンテナを活用した居室空間を新設。


ご要望・課題

  • 非日常感のあるデザイン性

  • 宿泊施設としての快適性(暑さ・寒さ対策)

  • 短期間での施工

  • 将来的な増設やレイアウト変更への柔軟性


RE:MOの提案・施工内容

  • コンテナ特有の無機質な外観を活かしつつ、開口部を大きく確保し開放感を演出

  • 内部には断熱材をしっかりと施工し、夏冬ともに快適な室内環境を実現

  • 照明計画はグランピングらしい落ち着いた雰囲気を重視

  • 基礎工事を最小限に抑え、設置から完成までを短工期で実現


完成後の効果

  • 「コンテナとは思えない快適さ」と宿泊者から高評価

  • デザイン性がSNS映えし、集客力向上にも貢献

  • 増設・移設が可能なため、今後の事業拡張にも対応可能


ポイント

コンテナ=簡易的というイメージを覆し、

「宿泊施設として十分に成立する空間」を実現した事例です。



非日常を日常から切り離す「箱」としてのコンテナ活用


熊本県玉名市にて、宿泊型グランピング施設の客室棟として20ftコンテナを活用した施工事例です。

自然に囲まれた立地の中で、「非日常感」「プライベート性」「メンテナンス性」を重視し、一般住宅とは異なる発想で設計・施工を行いました。


コンテナ特有の無骨な外観はそのまま活かしつつ、宿泊施設として必要な快適性をどこまで高められるかが今回の大きなテーマです。



外観|コンテナならではの存在感と耐久性


外観はコンテナのアイデンティティを残したミニマルなデザイン。

塗装色を抑え、景観に溶け込みながらも「非日常の箱」として視認性のある佇まいに仕上げています。


・基礎は独立基礎+コンクリート土間

・将来的な移設や増設も視野に入れた配置計画

・屋外照明は雰囲気と安全性を両立


グランピング施設として、夜間の印象も重要なため、照明位置や光量にも配慮しています。




内装|シンプルだからこそ「質」が問われる空間


室内は細長いコンテナ形状を活かし、視線の抜けを意識したワンルーム設計。

床材・壁材は無機質すぎず、かといって過度に装飾しない、宿泊利用にちょうどよいバランスを意識しています。


・床:木目調フロアで温かみを演出

・壁・天井:モルタル調仕上げで非日常感を強調

・大開口サッシ:外部との一体感を確保


「写真映え」だけでなく、実際に泊まったときの居心地を重視した内装です。



重要ポイント|失敗しやすい「断熱処理」への対策


コンテナ活用で最も失敗しやすいのが断熱性能です。


コンテナは鉄製のため、


  • 夏は熱がこもりやすい

  • 冬は冷えやすい

  • 結露が発生しやすい


という弱点があります。


本事例では、以下の点を重視して断熱計画を行いました。


・壁・天井への断熱材施工

・外気の影響を受けにくい開口部設計

・宿泊施設としての空調効率を考慮した内部構成


「コンテナ=暑い・寒い」というイメージを覆すことが、グランピング施設としての満足度に直結します。


断熱を軽視すると、


  • エアコンが効かない

  • 宿泊クレームにつながる

  • ランニングコストが増える


といった問題が起きやすいため、初期段階での断熱設計が非常に重要です。



コンテナ×グランピングの相性について


コンテナは、


  • 短工期

  • 設計の自由度

  • 非日常感の演出


という点で、グランピング施設との相性が非常に良い建築手法です。


一方で、住宅と同じ感覚で計画すると失敗しやすいのも事実です。

用途(宿泊・店舗・事務所)に応じて、断熱・設備・導線を適切に設計することが成功の鍵となります。



まとめ|「見た目」だけでなく「使われ続ける」コンテナへ


本事例では、

デザイン性・非日常感・快適性のバランスを重視したコンテナ活用を行いました。


コンテナ建築は「安く・早く」だけでなく、

きちんと設計すれば長く使える建築になります。


これからコンテナで


  • グランピング施設

  • 宿泊棟

  • 体験型施設


を検討されている方にとって、ひとつの参考事例になれば幸いです。



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